災害時の体験を通して、「本当の自分」への完全な信頼を確信する!

兵庫県川西市&宝塚市のカウンセリング☆メンタルケア&ヨガ・やさしい光 ~転職、人間関係、パニック障害、うつ病、発達障害の悩み、苦しみを解消し、幸せを見つけ、リラックスできるヒントを全力でサポート!~

転職を10回して、人間関係、ノルマに苦しみ、悩んだ末、発症した、うつ病&パニック障害、 会社や周囲の人のせいにしたり、自分を責めたりしました。 自分に合った企業へ転職したいのに、なぜかさらに厳しいブラック企業に入ってしまうのです。 私と同じように悩んだり、困っている方へ少しでもお役に立ちたいという真剣な想いから、 心機一転し、新たにカウンセリング・サービスを立ちあげました。

大坂北部地震そして西日本豪雨と、

私が今まで経験した事のない

災害続きのこの1ヶ月でした。


仕事先への移動も電車の運休の影響で、 

"通勤難民"を3回体験致しました。 


メディアで毎日のように目にする

被災者の方々を思うと私の体験など

 "大した事はない、こんな状況で済んで良かった"

としか頭に浮んできませんでした。


只々、お陰様へ合掌するような想いで、

感謝するしかありませんでした。 


特にこの度の豪雨に伴う7月6日の出来事は、

生涯忘れる事はないと思います。 


この日は、仕事上どうしても

出勤しなければならず、 自宅を出ましたが、

途中の電車が大雨のため 運休していたので、

4つの駅の区間を徒歩で勤務しました。


仕事が終わり、帰り支度してネットの情報を見たら、

今度は通勤の全区間の電車が 運休となりました。 

タクシーに予約を入れようと電話をかけましたが、 

30分以上コールしても、結局つながりませんでした。


私は覚悟を決めて、電車の全区間の11駅を 

徒歩で行く事にしました。

しかし、自分で決めながらも一抹の不安がありました。


朝の通勤の時点で大雨の中を歩いたため 

既に体力を消耗しており、さらに帰りは、 

河川の氾濫から迂回路を

選択しなければならないので、 徒歩の距離は、

朝の2倍以上になるのは明らかだったからです。

勤務先を出発し、どのルートを行こうか迷いかけた時、

私の内側から「国道」という"声"が聴こえたように感じました。

その選択は全く頭の中になかったので、

私は「えっ!国道?」と思いながも、その"声"に従い考えを

修正しました。 


「もしかして、国道に抜け、家路へ向かって歩いて行けば、 

どこかでタクシーが拾えるという事かな?」

と期待を持ち、 その"声"を信じて、国道へと向かいました。


国道にたどり着くと、予想通り、車が渋滞していました。 

さらにタクシーも見当たらない状況でした。

歩き始めて30分程経ち、あるバス停付近に差しかかった時、

ちょうどそこにタクシーが停車しました。 


車内を見たら、乗客はいなかったので、 

運転手の方に乗車できる事を確認して、

ようやくタクシーを拾う事ができました。 


私は「助かったあ」と心の中でつぶやいてました。

偶然と言えばそれまでですが、 「国道」と聴こえた意味が

「必然のメッセージだった!」と、 後で気づきました。 


私は、タクシーに乗った途端、安堵感からか身体の中に、

心地よい温かさを感じながら、運転手の方に感謝の言葉が 

自然と出てきました。  


道中、自宅近くまで行くと、降り続く大雨で川が氾濫して

危険水位に達し、川沿いの道路が通行止めとなり、

警報のサイレンが鳴り響く中、唯一通行できた橋を渡り、

何とか自宅までたどり着く事ができました。 


支払いを済ませ下車し、タクシーの運転手の方に

心からお礼を伝え、帰りの道中の安全を祈るような

気持ちで 見送りました。


この日の私は、刻々と状況が変化する中、 

すべてがギリギリの選択、判断をしていました。 

しかし、恐怖や不安といったものはなく、 

"必ずやり遂げられる"、覚悟とも言える、 

強い気持ちがあったように思います。


これは、私の生まれ持っての性質なのでしょうか。

普段の平穏な日常生活や仕事の時には、

このような緊迫した状況など微塵も考えたことも

なかったので、のんびりとしていました。


しかし、いざ自分が切羽詰まったギリギリの状況に

なった時の心境を直に感じられたことは、

とても貴重な体験できたように思います。


今回の体験を通して、私の中で一貫していたことは、

"「本当の自分(大いなる存在)」を完全に信頼する"

これだけでした。


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