「この程度」と「こんな」とは１８０度違う視点、知ってましたか？

本日、2018年6月18日午前8時前に

大阪北部に強い地震があり、

私はマンション内の管理事務所にいて、

強い揺れとともに、室内に緊急警報が

鳴り響きました。

マンション管理員として

勤務して８年目に入りましたが、

このような状況は初めてでした。

同時に家族からも安否確認のメールが入り、
ひと安心しました。

その後、安全確認のため、

緊急の点検作業に入りました。

マンションや周辺に幸い被害はなく、
エレベーターが地震安全装置が作動したため、
停止したぐらいで済みました。

偶然かどうかわかりませんが、
下記の内容のブログを書き始めていました。

突然、頭に浮かんだ、

「この程度」と「こんな」を取り上げてみたら、

自分に目の前で起こるさまざまな事象も

受け留め方で違いがあり、

私なりに興味深い発見をしました。

私なりのいい加減な表現ですが、
「この程度」と「こんな」の事例をあげてみました。

「この程度」の事例、
この程度での怪我、病気で良かった。
この程度まで怪我、病気が回復したから大丈夫。
この程度の被害で済んだ。
この程度の遅れなら、まだ間に合う。
この程度の事なら、私にもできそう。
この程度の事なら、乗り越えられそう。
この程度の事なら、安心できる、

だから心配しなくていい。

「こんな」の事例、
こんなひどい目にあってしまった。
こんな出来事はありえない。
こんなはずではなかった。
こんな事になって後悔している。
こんなつもりではなかった。

２つの事例を比較してみるとわかりますが、
明らかに視点が違います。

簡単に言うと、
ポジティブかネガティブの思考の違い、
つまり１８０度視点が違うわけです。

要は、目の前の事象に対して、
自分がどの視点で向き合うかで
方向性が決まるという事です。

そのまま想念として心の中に残った場合、
心や身体に影響する可能性が出てきます。

私も車に挟まれた大ケガをした時の体験から、
想念の持ち方次第で立ち直るキッカケや
回復に至るプロセスが違っていたと実感しました。

あなたなら、どちらの視点を選択しますか？

今日の地震が起きてからの追記です。
仕事の帰り、通勤する電車が運休してました。

以前の記事に書きました、
"今、目の前で起きている事は当たり前(正しい)"
を念頭に置き、心を落ち着かせ、
どのような判断をしようが、どんな事が起きようが、
自分で責任を持つと腹を決めていました。

そうしたら、勤務しているマンションの

居住者の方々から、いろいろな情報が

入ってきました。

お陰で、どうやって帰るかの判断がつきました。
自宅まで少しでも近づけたらいいと考え、
電車区間の５つの駅を１時間以上かけて歩きました。

その後、自宅の最寄り駅の電車は幸い運行していたので、
自宅に帰る事ができました。