清掃作業とは向き合い方次第で「心の浄化」が体験できる貴重な仕事

私の勤務しているマンションでは、清掃業務があります。

建物内の清掃は、ルーティーン化され流れはわかります。
しかし、屋外の清掃については、
天候や季節に左右されるので、
作業する上で難しい面が多々あります。

特に敷地内に落葉樹も多くあり、
秋だけでなく、春にも落葉する木もあって、
かなりの労力を必要とします。

嫌々ながらのネガティブな心境でやれば、
つらい、苦しい、疲れる、のドツボに

日頃のストレスや嫌な想いが発散できると、

終わったら気分はスッキリする場合が多いです。

また、長い時間かけて悩んでいた事柄が、
ちっぽけで、しょうもない存在と

見方が変わる事もあります。

たとえ現実の問題が変わっていなくても、
心に余裕やゆとりが感じられるように変化した

やると決めたら、竹ぼうきを振り回しながら、
一心不乱で広大な庭の落ち葉掃除をします。

大汗を流し、これでもかという感じで、
ゴミ袋の山を築き上げた時の爽快感はたまりません。

ところで、私の仕事の清掃とまでいかなくとも、
あなたの家の掃除でもいいのですが、
一生懸命にやったら、心や気分がスッキリした
体験はあるかと思います。

それはなぜだか、ご存じでしょうか？

以前、「鏡の法則」について書いた記事に、
同じ意味の言葉として、
「作用・反作用の法則」
というのがあると書きました。

この法則が当てはまるように思います。

人間の行なった行為、つまり作用は、
反作用という何らかの形で必ず返ってきます。

つまり、一生懸命、丁寧に心を込めて、掃除するという
行為そのものが、気分やこころがスッキリするといった
"心の浄化"となって返ってくるという事なのです。

結論を言いますと、始める前の心の準備次第で、
おのずと結果が違ってくるとわかっていたら、
日頃からの"心の動き"を注意深く観ていく事が
とても重要になってきます。