料理づくりから、自分の心と向き合い、その奥深さを学び続ける

兵庫県川西市&宝塚市のカウンセリング☆メンタルケア&ヨガ・やさしい光 ~転職、人間関係、パニック障害、うつ病、発達障害の悩み、苦しみを解消し、幸せを見つけ、リラックスできるヒントを全力でサポート!~

転職を10回して、人間関係、ノルマに苦しみ、悩んだ末、発症した、うつ病&パニック障害、 会社や周囲の人のせいにしたり、自分を責めたりしました。 自分に合った企業へ転職したいのに、なぜかさらに厳しいブラック企業に入ってしまうのです。 私と同じように悩んだり、困っている方へ少しでもお役に立ちたいという真剣な想いから、 心機一転し、新たにカウンセリング・サービスを立ちあげました。

うつ病を発症してから、かれこれ10年近くの年月が経過し、
当初の「私にできる事は何か」という考えから、
いつのまにか家族に料理を作る事が
日課となりました。(夕食だけですが)

昔は、気に入った料理研究家のレシピ本があれば、
購入しレシピ通りに料理を作りました。
今は、インターネットから、使用する食材をピックアップし、
レシピを検索した後、調理に取りかかっています。

居酒屋や飲食店で、30才を過ぎてから調理のアルバイトの
経験をしたのと、当時、テレビで人気のあった
料理番組「料理の鉄人」を毎週欠かさず見ていた影響もあり、
料理を作るのは好きでした。

しかし、ほぼ毎日続ける事となると勝手が違いました。
途中、気分の落ち込みから、料理を作るのが嫌になり、
めげて投げだしたいと思った事が何度もありました。

そして、いつも行き着く所は、
「私しか、いない」と自分へ言い聞かせ、
また料理を作るのでした。

家庭料理と言えども、道具類を使い、食材を仕込み、
手順と段取りを考え調理し配膳、
道具類や食器類などの洗い物と後片付けという流れが
あります。

頭をフルに使いながら、それに合わせて主に両手を使い、
できるだけムダのない動きをするわけですから、
調理全般は精神修養、心の修行の実践とも言えます。

手元に食材が揃う時と揃わない時、
傷んでいる時(特に生鮮野菜)、
調理時間が限定されている時(時間に余裕がない時)など、
臨機応変な対応と判断が必要となってきます。

そうは言うものの、自分の基本の型というのはありますので、
それは大切にしていきたいと思っています。

調理に必要なモノとして、キッチンには、
さまざま道具類があります。

経験と慣れの割合が大きいですが、
道具類の使いこなし方次第で、
すべてが変わるという現実があります。

「馬鹿と鋏は使いよう」のことわざの例えから、
刃物である包丁の扱い、ひとつ取り上げても、
こだわるようですが、切れ味、刃の角度と当て方、
力の入れ加減、切る速さで変わってきます。

また、写真のように普段使いの文化包丁の大きさを

上の大きいサイズから下の小さいサイズに変えました。


小さい包丁の方が小回りがいいのと、

カボチャなど硬い食材を切る時に、刃先に力が強く入り、

使いやすいのがその理由でした。


さらに、ガスや電気による加熱と、味つけする時の食材の温度、

各種調味料の量と計量する器具によって、

また、その日に使う食材の性質や調理時間など、
さまざまな条件、状況により、レシピ通りに作ったとしても
都度、味は変わり、絶対に同じモノはできません。

つまり、道具類を大切に扱いながら、どのように使いこなす事が
調理をする上で、大変重要な要素になります。

そして、生身の肉体が、火や熱、刃物といった危険なモノと
接しながら、調理をするので、命がかかっていると言っても
過言ではないのです。

この危険に対する認識を甘くみると、

思わぬ事故に発展しかねません。


この10年間に、私の不注意から天ぷらやフライパンに入れた
熱い油を腕が突っかかってこぼしかけたり、
包丁で食材を切る時、刃先が指先に当って傷つけたり、
熱くなった鍋に腕が触れて火傷をしたり、
数えきれない程の失敗をやっています。

危ないと思ったり感じた時は、

「ヒャッ」「ドキッ」とするのですが、

時間の経過とともに、その感覚を忘れてしまい、

愚かにもまた同じ失敗を繰り返してしまうのです。


そんな事と向き合い続けていく、料理の世界って、
素人の不出来な私が言うのもおかしいですが、
"奥の深い学び"としか思わざろう得ないのです。


料理づくりは、つくり手のその日その時の心の状況、

つまり想念がそのまま料理へ反映されます。


スピードや簡便さを求めたら、

相応の味つけの料理となり、

手間ひまかけて丁寧につくれば、

美味しい味加減の料理に仕上がります。



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