瞑想を続けていくプロセスでわかった『守・破・離』の本質

兵庫県川西市&宝塚市のカウンセリング☆メンタルケア&ヨガ・やさしい光 ~転職、人間関係、パニック障害、うつ病、発達障害の悩み、苦しみを解消し、幸せを見つけ、リラックスできるヒントを全力でサポート!~

転職を10回して、人間関係、ノルマに苦しみ、悩んだ末、発症した、うつ病&パニック障害、 会社や周囲の人のせいにしたり、自分を責めたりしました。 自分に合った企業へ転職したいのに、なぜかさらに厳しいブラック企業に入ってしまうのです。 私と同じように悩んだり、困っている方へ少しでもお役に立ちたいという真剣な想いから、 心機一転し、新たにカウンセリング・サービスを立ちあげました。

あなたは、「守・破・離」という言葉を知っていますか?
剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。

「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、
確実に身につける段階。

「破」は、他の師や流派の教えについても考え、
良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。

「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを
生み出し確立させる段階。
[デジタル大辞泉より引用]

このような意味ですが、

なぜ、この言葉を取り上げたかといいますと、

前回に書きました、瞑想の修得プロセスと関係があり、

結果として大いに役立ったのです。



個人的に言えば、実践してみたらわかったのですが、

「守」は土台となる最も大切な段階で、
 "守って守って守り抜く" "徹底して守り通す"
という覚悟が必要でした。

この時ばかりは生来のまじめな性格のお陰で、
瞑想の基本となる指導者から学んだ事を、
毎日のように身体に覚え込ますように繰り返しました。

しかし、瞑想を続けて半年近く経過し、

実践をすればするほど、

今度は、その指導者から学んそだ事と私の個性が

ぶつかる感じになりました。


お腹の底がむずかゆくなるような

何とも言えぬ不快感と、

漬物に使う重く大きな石で圧迫されているような

窮屈感がありました。


瞑想を継続していくと、

「浄化」と言って潜在意識に埋もれていた

ネガティブな感情など不浄なものが、

表面化して出てくる場合があります。


実は初め、不快感や窮屈感の要因は、

その「浄化かな?」と思っていました。

ところが、しばらく経って、わたしの中で

「これは浄化ではない」

と気づきました。

不快感や窮屈感ともう一度向き合ったら、
"心と身体を自由にしたい"
というメッセージだった事がようやくわかりました。

その感覚こそが、「守」の最終だったと、

後になって気づきました。

更に基本に忠実に守りながら、

型にはめ込まずに、自分の内側から
オリジナルの形を編み出そうとする

変化に気づく時がきます。


それが「破」の入口であり、

「離」へ続く道へとつながっている

と思っています。

自己分析するのは難しいですが、

私の主観では、日々の心の変化を受け入れながら、

「破」の入口を過ぎぐらいで

まだまだ途上の段階かなと感じております。

今更ながら思うのですが、

瞑想は奥が本当に深いと思います。

裏を返せば、その奥を求めていこうとする、
探求心がないと継続するのは難しいと言うことです。

過去に瞑想と取り組み、リタイヤした事もムダではなく、
そこから新たに少しずつ積み上げる事によって、
ここまで来られたように思います。

瞑想は、人によって向き、不向きは多少あるかもしれませんが、
個人的にはお勧めしたいツールです。

瞑想ができる時間と空間があれば、どこでもできます。


例え1分間であろうと、

緊張した時、気分が落ち込んだ時など

静かに目を閉じ、呼吸を整えるだけでも

効果はあると思います。


是非、あなたも試してみて下さい。


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