言葉のパワーとエネルギーが、心に染み込んで響いた体験
兵庫県川西市&宝塚市のカウンセリング☆メンタルケア&ヨガ・やさしい光 ~転職、人間関係、パニック障害、うつ病、発達障害の悩み、苦しみを解消し、幸せを見つけ、リラックスできるヒントを全力でサポート!~
転職を10回して、人間関係、ノルマに苦しみ、悩んだ末、発症した、うつ病&パニック障害、 会社や周囲の人のせいにしたり、自分を責めたりしました。 自分に合った企業へ転職したいのに、なぜかさらに厳しいブラック企業に入ってしまうのです。 私と同じように悩んだり、困っている方へ少しでもお役に立ちたいという真剣な想いから、 心機一転し、新たにカウンセリング・サービスを立ちあげました。
以前、書いた記事、
『病は気から、心を開ける医療機関のつながり 2/3』で、
私が歯医者さんを変えた事を書きました。その後、治療を通して感じた出来事がありました。
それは、これも以前の記事で説明した、
心理学用語の「カラーバス効果」が、名前の通り、
イメージや視覚が中心の概念として捉えていましたが、
聴覚、つまり、耳で聴くという形で体験できた、
という事なのです。
どのような事かと言いますと、
まず、歯科衛生士から一般的な「歯」についての
ケアの説明を聴きました。
その説明の中で「歯」は「陶器」のようなもの
という表現があり、その言葉を聞いた途端、
不思議な感覚がありました。
「陶器」なんて大した言葉ではないのに、
私の耳を通して、歯科衛生士の言葉の響きとともに、
胸(ハート)の中へ染み込んでいく、そんな感じでした。
続いて、院長先生に替わられ、
私の治療を始めた「歯」ついて説明があり、
『この「歯」は既に根の神経を取っており、
言ってみれば「枯れ木」のようなもので、
治療している「歯」は、壊れてもおかしくありません。』
と言われました。
その時「枯れ木」と言われた言葉が、
先程の歯科衛生士と同様に
私の耳を通して、言葉の響きとともに、
胸(ハート)の中へ染み込んでいく感じでした。
奇しくも2人から受け取った、言葉は違えど、
受け留めた感覚は、ほぼ同じでした。
そう、個人の受け留め方によっては差異が生じ、
ショックな言葉と受け取れますし、
全くその通りだと納得したら、
フラットでニュートラルな気持ちでも受け取れます。
私の心の中では、その受け留め方は、
"どちらでもOKなんだよ"、
という感じでした。
さらに言うなら、
"それを今、選ぶ必要はない"、
という選択肢もありました。
この考えは、私の主観に過ぎないかもしれませんが、
2人から発せられたこの言葉は、
多くの患者さんと接したプロセスを通して、
経験値に裏打ちされ、重みと厚みを伴った
言葉だったように感じられました。。
ある意味で、"新鮮な感覚"を覚えました。
ここまでおつき合い頂いている読者の方なら、
おわかりだろうと思いますが、
「陶器」とか「枯れ木」とかの言葉を他人が言ったところで
意味がなく、真意は絶対に伝わりません。
仕事やそれなりの経験を積んで、
役割を持った人が言う言葉には、
パワー、エネルギーが宿っている、
と言えるのではないでしょうか。
それは今回の体験の別の側面として、
「言霊」という状況を垣間見たとも言えます。
ちょうどタイミングよく、
「言霊」に関する本を読んでおり、
今回の体験と重なり、より深く理解ができました。
つまり、言葉も自分の心(ハート)の中に
目的や意識を持って話す事で、
相手の方に必ず伝わり、
その方の心(ハート)に響くという事です。
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